溶接実績
SECC (電気めっき鋼板)
※冷間圧延鋼板に電気亜鉛めっきを施した鋼板。
電気めっきにより亜鉛を付着させたもので、亜鉛付着量は、10・20・30 g/m2などのものがあります。耐食性は劣るので、そのまま屋外曝露の用途には不適ですが、加工性・塗料の密着性・溶接性にすぐれ、広範囲な用途を有しています。 溶融亜鉛めっき鋼板同様に電極へ亜鉛が容易に付着し、汚損耗を助長し、連続打点に悪影響を及ぼします。 亜鉛めっき鋼板に対して電極は一般的に価格的にもクロム銅、ジルコニウム銅を使用しますが、アルミナ分散強化銅がより効果があります。熱伝導率の高いものが望ましく、電極チップの冷却が大切です。
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